2010年11月05日
「理念と経営」11月号
メールマガジン『 実践! 人が主役の経営 』より転用
経営理念を掲げ、人が主役の経営を目指す中小企業の応援メールマガジン
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
『 実践! 人が主役の経営 』
【 2010年10月29日 】 発行:「理念と経営・経営者の会」事務局
http://bit.ly/rb724
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
■■■■■■■■■■■■■ 編集部より ■■■■■■■■■■■■■■■
編集部があるオフィスのそばに、いちょう並木があります。次第に葉っぱも
色づき始めました。
枝を見ると銀杏がいっぱい実り、何とも言えない独特の香りが辺り一面に
漂っています。袋を持参して、落ちてきた銀杏を拾う人たちの姿もチラホラ。
ふとこうした光景を目にすると、「もうこの季節がきたか!」と、
本気で驚かれている方もいるのではないでしょうか。
そしてそのうちに、あっというまに冬が来て、あっというまに春が来て・・・。
まさに、光陰矢の如し、です。
時間を大切に、「今、ここ」をしっかりと感じながら、日々の生活を
送っていきたいと思います。
編集部 M
===================================
◆ 目次
◇◆ 1.今月の『理念と経営』
◆◇◆ 2.経営者の名言
◇◆◇◆ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより
===================================
■■ 1.今月の『理念と経営』 ---------------------------------------
山口県山陽小野田市にある長州産業は、住宅用太陽光発電
システムから有機EL製造まで手がける「技術立志」の企業です。
創業当時は赤字続きで苦難の連続でしたが、あるきっかけで、
業界大手にも伍する技術力を培ってきました。
代表取締役社長の岡本要社長にお話を伺いました。
-------------------------
☆チャンスを掴む
長府製作所を退職した岡本社長は、翌月に長州産業を設立。
しかし、創業当時は赤字続きで苦労の連続でした。
当時は第2次オイルショックの時代。ただでさえ創業した
ばかりなのに、景気も悪い、信用もない、お金もない、の
ないないづくしでした。
しかし、これで投げ出すような、ヤワな社長ではありません。
取引先を広げようと、社長自ら中部地方、九州へと営業に回り、
ネットワークを広げていきました。
事業が拡大する機転は、創業4年目のとき。
NECの工場が県内に建設されるという情報をいち早く
キャッチすると、ある銀行の支店長を介して工場長を紹
介してもらいます。
熱い思いを語りつづけ、ようやく、半導体製造装置の
メンテナンス業務の仕事を取り付ける。
というものの、半導体のメンテナンス業務など
やったことがありません。
一から猛勉強し、社員一丸となって、このチャンスを
ものにし、長州産業は大きく羽ばたいていったのです。
-------------------------
☆社員教育
岡本社長は、企業の発展に必要なものは3つあると断言します。
すなわち、超一流の技術、超一流の人材、第一級の財務です。
なかでも最も大切なのが「人材」。
技術といっても、技術が一人歩きしている訳ではありません。
人がその技術を使います。だから企業は人で決まる、とおっしゃいます。
そして、そのためには、社員教育は徹底して行なう。
採用基準は、優秀さよりも素直さ、謙虚さ、情熱があるかどうか。
そして基本教育。あいさつ、言葉遣い、礼儀、態度を教える。
それが終わると、今度は企業人としての教育。
徹底して“コスト意識"を叩き込みます。
その基本は、考えながら行動するということです。
岡本社長の要求は厳しいですが、社員さんにやらされている
という悲壮感はありません。
社内には、「やってやるぞ!」という気概に溢れていました。
-------------------------
☆技術も人も、鍛えれば光る
経営者にとって必要なことは、
1に忍耐、2に忍耐、3、4がなくて5に忍耐だという岡本社長。
なんのための忍耐なのかといえば、それは社員が全力投球できる
環境をつくるため、です。
そのためには、
公平な人事を行なう
信賞必罰を明確にする
経営内容を公開する
公私の別を明確にする
出処進退を明確にする
既成概念をもたないで物事を判断する
信念・ビジョンを明確にする
事業への情熱は誰にも負けないという意欲をもち続ける
が必要だと力説されました。
「技術も人も鍛えれば光るんです。私は人間の能力に差なんてない
と思っています。あるのは根性の差です。
仕事に対する意欲の強さと持続力の違いだけですよ」
努力すれば必ず人は成長できる。
人が成長すれば、会社も成長する。
これが、岡本社長の信念であり、長州産業の強さの秘密です。
成功している企業には、ちゃんとワケがあるのです。
★関連記事は、月刊「理念と経営」11月号に掲載されています。
(18~25ページ「企業事例研究1」)
⇒ http://www.rinen-mg.co.jp/corpocase.html
■■ 2.経営者の名言 -------------------------------------------
はい“よろこんで”真心込めて!
ユニクル株式会社 代表取締役 入江金男
※「理念と経営」2006年10月号より抜粋したものです。
バックナンバーのお問い合わせはこちらまで
⇒ http://www.rinen-mg.co.jp/bn.html
■■ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより -----------------
今週は理念と経営・社内勉強会を開催されている株式会社王宮
道頓堀ホテルの橋本正権様からのご報告を紹介します。
++++++++++
我が社は、「道頓堀ホテル」、本格四川料理「中国酒家明元」、
パチンコ「天一ホール」の運営をしています。「誠実な商売を
通して、“喜びづくり” “感動づくり”」を経営理念に掲げ、
「誠実」を一番大切な判断・価値基準にしています。
勉強会の目的は二つです。
一つは、部署間の壁を取り払うこと。厨房、ホテルフロント、
宴会の現場、営業等、働く時間が違うこともあってコミュニ
ケーションが不足していたのが原因でしたが、回を重ねる
ごとに垣根が低くなり、職場が活き活きとしてきました。
二つ目は、学ぶ社風にするためです。私は、人間が幸せになる
には、勉強をしなくてはいけないと信じています。
ご縁があって、当社に入ってくださった社員さん、パートさん
には、ぜひ幸せになっていただきたい。だからこそ、皆で
勉強して、「人財力」を高め、会社を成長、発展させてほしい
と願っています。
勉強会を通じて、最も大切な経営理念を浸透させ、お客様、
社員さんから愛される会社になれるよう、日々前進あるのみです。
★理念と経営・社内勉強会にご興味のある方はこちらへ
< http://www.staff-study.jp/ >
★理念と経営・経営者の会にご興味のある方は、
< shibu@rinen-mg.co.jp >まで、お気軽にお問い合わせ下さい!
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編集部があるオフィスのそばに、いちょう並木があります。次第に葉っぱも
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枝を見ると銀杏がいっぱい実り、何とも言えない独特の香りが辺り一面に
漂っています。袋を持参して、落ちてきた銀杏を拾う人たちの姿もチラホラ。
ふとこうした光景を目にすると、「もうこの季節がきたか!」と、
本気で驚かれている方もいるのではないでしょうか。
そしてそのうちに、あっというまに冬が来て、あっというまに春が来て・・・。
まさに、光陰矢の如し、です。
時間を大切に、「今、ここ」をしっかりと感じながら、日々の生活を
送っていきたいと思います。
編集部 M
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◆ 目次
◇◆ 1.今月の『理念と経営』
◆◇◆ 2.経営者の名言
◇◆◇◆ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより
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■■ 1.今月の『理念と経営』 ---------------------------------------
山口県山陽小野田市にある長州産業は、住宅用太陽光発電
システムから有機EL製造まで手がける「技術立志」の企業です。
創業当時は赤字続きで苦難の連続でしたが、あるきっかけで、
業界大手にも伍する技術力を培ってきました。
代表取締役社長の岡本要社長にお話を伺いました。
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☆チャンスを掴む
長府製作所を退職した岡本社長は、翌月に長州産業を設立。
しかし、創業当時は赤字続きで苦労の連続でした。
当時は第2次オイルショックの時代。ただでさえ創業した
ばかりなのに、景気も悪い、信用もない、お金もない、の
ないないづくしでした。
しかし、これで投げ出すような、ヤワな社長ではありません。
取引先を広げようと、社長自ら中部地方、九州へと営業に回り、
ネットワークを広げていきました。
事業が拡大する機転は、創業4年目のとき。
NECの工場が県内に建設されるという情報をいち早く
キャッチすると、ある銀行の支店長を介して工場長を紹
介してもらいます。
熱い思いを語りつづけ、ようやく、半導体製造装置の
メンテナンス業務の仕事を取り付ける。
というものの、半導体のメンテナンス業務など
やったことがありません。
一から猛勉強し、社員一丸となって、このチャンスを
ものにし、長州産業は大きく羽ばたいていったのです。
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☆社員教育
岡本社長は、企業の発展に必要なものは3つあると断言します。
すなわち、超一流の技術、超一流の人材、第一級の財務です。
なかでも最も大切なのが「人材」。
技術といっても、技術が一人歩きしている訳ではありません。
人がその技術を使います。だから企業は人で決まる、とおっしゃいます。
そして、そのためには、社員教育は徹底して行なう。
採用基準は、優秀さよりも素直さ、謙虚さ、情熱があるかどうか。
そして基本教育。あいさつ、言葉遣い、礼儀、態度を教える。
それが終わると、今度は企業人としての教育。
徹底して“コスト意識"を叩き込みます。
その基本は、考えながら行動するということです。
岡本社長の要求は厳しいですが、社員さんにやらされている
という悲壮感はありません。
社内には、「やってやるぞ!」という気概に溢れていました。
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☆技術も人も、鍛えれば光る
経営者にとって必要なことは、
1に忍耐、2に忍耐、3、4がなくて5に忍耐だという岡本社長。
なんのための忍耐なのかといえば、それは社員が全力投球できる
環境をつくるため、です。
そのためには、
公平な人事を行なう
信賞必罰を明確にする
経営内容を公開する
公私の別を明確にする
出処進退を明確にする
既成概念をもたないで物事を判断する
信念・ビジョンを明確にする
事業への情熱は誰にも負けないという意欲をもち続ける
が必要だと力説されました。
「技術も人も鍛えれば光るんです。私は人間の能力に差なんてない
と思っています。あるのは根性の差です。
仕事に対する意欲の強さと持続力の違いだけですよ」
努力すれば必ず人は成長できる。
人が成長すれば、会社も成長する。
これが、岡本社長の信念であり、長州産業の強さの秘密です。
成功している企業には、ちゃんとワケがあるのです。
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■■ 2.経営者の名言 -------------------------------------------
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ユニクル株式会社 代表取締役 入江金男
※「理念と経営」2006年10月号より抜粋したものです。
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■■ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより -----------------
今週は理念と経営・社内勉強会を開催されている株式会社王宮
道頓堀ホテルの橋本正権様からのご報告を紹介します。
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パチンコ「天一ホール」の運営をしています。「誠実な商売を
通して、“喜びづくり” “感動づくり”」を経営理念に掲げ、
「誠実」を一番大切な判断・価値基準にしています。
勉強会の目的は二つです。
一つは、部署間の壁を取り払うこと。厨房、ホテルフロント、
宴会の現場、営業等、働く時間が違うこともあってコミュニ
ケーションが不足していたのが原因でしたが、回を重ねる
ごとに垣根が低くなり、職場が活き活きとしてきました。
二つ目は、学ぶ社風にするためです。私は、人間が幸せになる
には、勉強をしなくてはいけないと信じています。
ご縁があって、当社に入ってくださった社員さん、パートさん
には、ぜひ幸せになっていただきたい。だからこそ、皆で
勉強して、「人財力」を高め、会社を成長、発展させてほしい
と願っています。
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Posted by CPマエモト(内気なコミュニケーションプランナー) at 09:00│Comments(0)
│「理念と経営」経営者の会 沖縄前本支部
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