経営誌「理念と経営」9月号の学び
中小企業を活性化し、成功を探求する経営誌
「理念と経営」9月号
<巻頭対談より>
事業は「強く思い、強く信じる」からこそ、やっていける」
株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長
澤田秀雄(さわだひでお)
イマジニア株式会社代表取締役会長兼CEO
神蔵孝之(かみくらたかゆき)
<澤田氏の談話>
うちのポリシーの一つは
「自然の摂理を大事にすべし」です。ですから、自然にマッチした経営を大事にして、古くなった既存のルールを打ち破ってビジネスを展開してきました。
たとえ、相手のルールが違っても、国のルールが規制でがんじがらめでも、お客様のために、あるいは国民のために、
「自然の摂理」に沿わなければチャレンジします。
ただ、時代はどんどん変わっていきますから、それに沿って日々変化し、発展・進化していく先見性と柔軟性はもちたいと思っています。
トップ経営者の条件として
一つは
「人間性」が良く、しっかりした
「理念」をもつこと。
二つ目は
「スピーディーな決断」ができること。
その基本に大事なものは、
「知識」だけでなく「経験値」です。
三つ目は
「マネジメント能力」。いかに人にやる気をもたせて、適材適所に配置するか。これはなかなか難しいことですが、それがピシッと決まったときは、会社はスーッと伸びていきます。
<神蔵氏の談話>
「人間性が良い」ことに加え、「運が良い」ことも条件です。
運が悪い人は、九割方勝つはずになっていても、何か起きて負けます。
人間性が良いと、良い運気に沿って生きられます。
人間的に良い人ではないと運気は長続きしません。あまり人を痛い目に遭わせてばかりいると、必ずその人の運気は落ちていきます。
この対談で学んだことは、
「何のために、誰のために」を常に意識し、しっかりした経営理念を持つことだと思います。そして、マネジメント能力を高めるための勉強を常にやる必要があると感じます。
そうすることによって、人間性も自然に良くなり、さらに必然的に運気も上がると思います。
<社長力>
社長力とは、自分の時間を何に集中するかを決めることです。企業経営は「選択と集中」といわれますが、達成すべき目的や
目標を明確にし、そのために時間の使い方を大切にすることです。
企業経営の本質を曖昧にせずに、何のために事業を行っているかを自らに問い、集中すべきこと、改善すべきこと、勉強すべき
ことを明らかにして、経営することが大切です。
<管理力>
いちばん大事なのは「幹部は何に集中するか」
いちばん集中すべきことは、会社の年度方針を徹底して理解しておくことです。そして、部下に方針を伝え、現場に浸透させて、会社で方針を共有することです。
幹部が生産的に時間を管理するには、「今日のメシのタネは自分が創る」という明確な目標が必要です。
どう結果をつくっていくかが今幹部には問われています。
<現場力>
時間は、「一人ひとりの意識」がつくり出すもの
現場には、時間をより有効に管理する力が求められています。
時間は一人ひとりの意識がつくり出すものです。一つの目的を為すために、何を遅らせ、何を先にするべきか、絶えず考えていなければいけません。
NPO法人まじゅんの会として
<社長力>
達成すべき目的や目標を明確にし、
「何のために、誰のために」事業を行っているかを自らに問い、集中すべきこと、改善すべきこと、勉強すべきことを明らかにして、経営すること。
<管理力>
会の年度方針を徹底して理解しておくこと。そして、会メンバーに方針を伝え、現場に浸透させて、方針を共有すること。
<現場力>
時間をより有効に管理する力⇒優先順位の重要性。
「緊急ではないが重要なこと」への取り組み。
「80対20の法則」
優先順位の高い20%の仕事をこなすことにより、仕事全体の80%が達成できる。
まじゅんの会へのお問い合わせ↓
majunnokai@gmail.com
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