2011年01月28日
沖縄起業家インタビュー第3章 クララ薬局
まじゅんの会プロデュース!
有限会社 クララリエゾン 「クララ薬局」
代表取締役 宮城 敦子
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第3章~宮城敦子の夢~
―宮城社長の元気の源、原動力は何でしょうか。
やっぱり「夢」ですね。経営者は夢追い人でなくては(笑)。
今の私の夢としては、先ほども言いましたが「スパやエステとコラボ」することですね。
それから、まだ先のことではありますが、結婚・出産を機に一度退職された方々の再就職のためのスクールのようなものを作りたいとも考えています。薬剤というのは毎年どんどん新薬が開発されていくので、わずか一年のブランクでも現場復帰を怖がる方は多いです。その一方で県内は薬剤師不足です。「薬剤師を探しているけどなかなか見つからない」といった声もよく聞かれます。そこで、スクールを作って数か月の研修を受けてもらった後、薬剤師を必要とする職場への紹介や斡旋までしていけたらと。
―宮城社長は書籍も出版されていますね。
はい、「薬剤師クララが行く!」という本です。内容的にはエッセイ形式で、私が薬剤師を目指したきっかけからクララ薬局を設立する経緯、薬剤師の仕事の実際、将来の夢などを自分の思うままに書かせてもらいました。嬉しいことに、本土の大学の図書館にも置いてもらっているようで、そういった大学の薬学部の学生が私を訪ねて来ることもあります。また、薬学とは直接関係のないマスコミ関係を扱っている教授から、ゼミに使いたいからと大量に購入して下さったり(笑)。この本を出したおかげで本当にいろいろな出会いや縁がありました。
―私もぜひ、読ませていただきます。
―最後に、これからの若い世代にメッセージをお願いします。
まず、何よりも人脈は重要です。若いうちにいろいろな人に会って、人脈の構築をしておくことは将来に大きな財産になります。
それから、何があっても決してブレない「信念」を持つことです。先ほど言った「柳」も風雨にさらされながらも、しっかりと地面に根を張っていますよね。
後は、「大きな流れには抗わない」ということです。私がクララ薬局を設立した経緯でもお話しましたが、基本的に目の前にきたものは全て「チャンス」だと思うことです。講演会の依頼などの話がきたときも、「私には無理」と思いましたがチャンスだと考えてお受けしたら、次々と仕事につながっていきました。
また、「人脈」ですが、数多くの人と会っていると自然と感性も磨かれてきます。そうすると、自分に入ってくる話も感性で「(その話に)乗るべきか否か」をある程度判断もできるようになります。だから、基本は「人と会う」ことから始まるのでしょうね。
―宮城社長の包み込むような優しい空気に癒されました(笑)。今日は貴重なお時間を本当にありがとうございました。
~第3章完~
お問い合わせ↓
majunnokai@gmail.com
Posted by CPマエモト(内気なコミュニケーションプランナー) at 18:00│Comments(0)
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